********もくじ*********
▽惑星、国などの名称と歴史と地図
2. セクシアの歴史
3. 地図
▽国・騎士団と遺跡
1. 各国の説明
2. 各遺跡の説明
3. 各国の騎士団について
▽戦争
1. 異界の者たちとの戦い
2. 古代戦争について
▽魔法と魔力
1. 魔法・魔力について
2. 死の魔法について
3. 古代魔法について
4. 最後の魔法について
▽魔石と精霊石と結晶石
1. 魔石について
2. 精霊石について
3. 結晶石について
▽精霊と邪精霊
2. 精霊の階級について
▽四精霊と光と闇の精霊
1. 四精霊について
▽魔物と魔獣・聖獣
2. 魔物の階級について
3. 魔獣・聖獣について
▽異界と異界からの者達
1. 異界について
2. 異界からの使者について
3. 異界の主と従者について
▽その他
1. 用語解説
2. 通貨について
3. セクシアの文字について
*******************************
惑星:セクシア
地上の国:レヴィニス(旧ヴィレスラス)
ラスニス(旧ヴィレスラス)
レイシス
ククレイン
天空の国:ルシェイン
遺跡:ミル・レシェンドル(忘れられた海の遺跡)
ミウ・レイジル(封じられた湖の遺跡)
チジル・ルイジス(封じられた砂漠の遺跡)
リフル・イージス(封じられた森の遺跡)
マージス・セイジル(封じられた洞窟の遺跡)
四精霊の住み家:チシム・ノーユ(地下の神殿)
ネイシーズ・ミレイ湖
リシルフレイ・シルレ(森)
マーン・カサシレイ火山
ウィステイエ歴0年7月18日、闇の精霊シェイドと光の精霊ウィル・オ・ウィスプが誕生する。これにより、ウィステイエ歴が始まる。
ウィステイエ歴28672年7月22日、ルシェインは異界からの無数の使者と従者4体、主1体の襲来により戦争状態となる。この戦争を異界の者たちとの戦いという。
戦争の末、シェイドとウィル・オ・ウィスプは最後の魔法で異界からの従者4体と主1体を天空の国と地上の4つの遺跡に封じる。
この戦争は戦争開戦、1年程度で終結を迎えた。
そして、この戦争によりルシェインは滅びを迎えた。ウィステイエ歴28673年7月25日のことであった。
その後、幾年もの長い年月の時がたちノーサンシウル歴0年7月18日、四精霊が誕生する。これによりノーサンシウル歴が始まる。
精霊たちとドラゴンたちは徐々に誕生し、人間やエルフはノーサンシウル歴1073年に誕生する。
ノーサンシウル歴2813年、旧ヴィレスラスとレイシスにおいて資源と領土の問題で古代戦争が開戦する。
ノーサンシウル歴2851年、停戦協定が成立したが、4年後のノーサンシウル歴2855年に破られ、戦争再開した。
古代戦争は長期にわたる戦争であり、ノーサンシウル歴2944年に終結を迎えた。
同年に旧ヴィレスラスはレヴィニスとラスニスの2国を建国する。その後、旧ヴィレスラスとレイシスは平和条約を締結した。
現在はノーサンシウル歴7951年である。
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◆旧ヴィレスラス◆
古代戦争以前のレヴィニスとラスニスの旧国。
旧ヴィレスラスは人間によって築かれた国である。また、レイシスと平和間にあった時代には、エルフやハーフエルフ、ドワーフなども住んでいた。
ノーサンシウル歴2813年、資源と領土による問題により、旧ヴィレスラスはレイシスと戦争を起こす。
このことにより、ノーサンシウル歴2944年、終結時には甚大な被害を負った。
さらに、この戦争により旧ヴィレスラスは地が裂け分かれてしまったため、終結と同年にレヴィニスとラスニスを建国し、旧ヴィレスラスはこの2国となった。
その後、旧ヴィレスラスはレイシスと平和条約を締結した。
◆レヴィニス◆
旧国名:旧ヴィレスラス
レレア、アレクシス、トラヴィスの出身国。
成年年齢は18歳。
ラスニスとは元々一つの国、旧ヴィレスラスであったが、古代にレイシスとの戦争(古代戦争)の末、二つに地が裂け分かれてしまったため、レヴィニスという国になった。戦争以降もエルフやハーフエルフ、ドワーフなども住んでおり、普通に暮らしている。
戦争終結後、レイシスとは平和条約を締結しており、戦争は無く両国とも仲良くしている。
国を建国して以降、ラスニスとは橋を建設し繋がっているが、航海、航空手段を用いた方が現在は早い。
レヴィニスの防衛はアヴィーズ騎士団がしており、町に侵入した邪精霊/セレイットや邪精魔/シーノリンの排除もアヴィーズ騎士団が行っている。
レヴィニスの王は旧ヴィレスラス時代の王家の血筋の者が王を務めている。
また、チシム・ノーユの地中には地の精霊ノームの神殿がある。
他国への出入りには航海、航空手段が必要である。
◆ラスニス◆
旧国名:旧ヴィレスラス
紗織と白の出身国。
レヴィニスとは違い、成年年齢は20歳。
レヴィニスとは元々一つの国、旧ヴィレスラスであったが、古代にレイシスとの戦争(古代戦争)の末、二つに地が裂け分かれてしまったため、ラスニスという国になった。戦争以降もエルフやハーフエルフ、ドワーフなども住んでおり、普通に暮らしている。
戦争終結後、レイシスとは平和条約を締結しており、戦争は無く両国とも仲良くしている。
国を建国して以降、レヴィニスとは橋を建設し繋がっているが、航海、航空手段を用いた方が現在早い。
ラスニスの防衛はラナズ騎士団がしており、町に侵入した邪精霊/セレイットや邪精魔/シーノリンの排除もラナズ騎士団が行っている。
ラスニスの王は旧ヴィレスラス時代の王家の血筋の者が王を務めている。
また、ネイシーズ・ミレイ湖には水の精霊ウンディーネが住んでいる。
他国への出入りには航海、航空手段が必要である。
◆レイシス◆
レイール、イレール、ルエル、オルレイの出身国。
成年年齢は18歳。
自然豊かな国でエルフが築いた国である。
古代戦争以前、旧ヴィレスラスと平和間にあった時代、人間やハーフエルフ、ドワーフなども住んでいた。
ノーサンシウル歴2813年、レイシスは資源と領土による問題により、レイシスは旧ヴィレスラスと戦争(古代戦争)を起こす。
このことにより、ノーサンシウル歴2944年、終結時には甚大な被害を負った。
レイシスは終結と同年に平和条約を旧ヴィレスラス(現:レヴィニス、ラスニス)と締結をした。そのため、現在戦争は無く両国とも仲良くしている。
戦争以降も人間やハーフエルフ、ドワーフなどは住んでおり、普通に暮らしている。
レイシスの防衛はアレイア魔道騎士団が行っており、町に侵入した邪精霊/精魔や邪精魔/シーノリンの排除もアレイア魔道騎士団が行っている。
レイシス出身の者はほとんどが魔法を使えるが、古代より受け継がれてきた魔法(古代魔法)を使えるものは極僅かである。
現在のこの国を治める王は若きエルフ、オルレイである。
また、リシルフレイ・シルレ(森)には風の精霊シルフが住んでいるが、魔力の無い者には発見は難しい。
他国への出入りには航海、航空手段が必要である。
◆ククレイン◆
ネランとドランの出身国
成年年齢は17歳。
古代よりドラゴンが存在している国であり、古代からドラゴンと人間たちが共存している国である。
古代に旧ヴィレスラスとレイシスの戦争(古代戦争)に巻き込まれ、ノーサンシウル歴2944年、終結時には多大なる被害を受けたが、ククレインに住む者やククレインを守るために命をかけて火の精霊サラマンダーとドラゴンたちが守ってくれたため、それ以上の被害は抑えられた。
このことにより、ククレインに住む者たちはドラゴンに感謝しながら住み、ドラゴンの聖地を荒らしてはいけないとドラゴンの山には近づかずに住み続けてきた。
だが、その決まりを破りドラゴンたちと友達になろうとした少年がいた。それがネランである。
ネランがドラゴンたちと友達になったという架け橋を作ったこのことにより、ククレインの者たちはドラゴンの山に近づくようになった。
また、ドラゴンの山の中心部のマーン・カサシレイ火山には、火の精霊サラマンダーがいる。サラマンダーはドラゴンと同じ形状をしているため、誰でも発見することは可能である。
ククレインの防衛はクラーナ騎士団が行っており、邪精霊/セレイットや邪精魔/シーノリンが町に侵入した際も排除を行っている。ドラゴンたちも排除を手伝ってくれることも多々ある。
現在、この国に住む種族は人間やエルフ、ハーフエルフ、ドワーフなどである。
この国の王家は代々女性を王にする決まりであり、国を治めているのは女王である。
他国への出入りには航海、航空手段が必要である。
◆ルシェイン-天空の国-◆
忘れられた海の遺跡の上空にある国である。
ただし、ルシェインは目に見えぬように魔法の膜で覆われているため目視ができない。
ルシェインへの出入りには忘れられた海の遺跡の石版が必要である。
また、ルシェインが滅びて以降は誰も入ったことはないという。
その理由は、忘れられた海の遺跡にある5つの石版を解読したものがいないためである(四精霊も含む)
ルシェインへは天空の国の石版に血を捧げることで行くことが可能である。
ルシェインはウィステイエ歴28672年7月22日に異界から無数の使者と従者4体、主1体の襲来により、戦争状態となった。この戦争を異界の者たちとの戦いという。
この時、闇の精霊シェイドと光の精霊ウィル・オ・ウィスプは最後の魔法、自らを犠牲に異界の従者4体、主1体を封じた。
その封じたうちの主1体はルシェインに封じられている。
ルシェインを魔法の膜で覆ったのもシェイドとウィル・オ・ウィスプである。
異界の主は封じられてもなお、強力な魔力を放っているが、ルシェインは魔法の膜で覆われているため、この魔力は外には溢れていない。
現在、ルシェインの建物はほとんどが崩壊状態であり、広場の中央にはシェイドとウィル・オ・ウィスプの石像と石碑がある。
この石像からは強力な魔力が放たれており、石碑の近くには精霊石と思わしき石が多数落ちている。
石碑には、”かつて、この国ルシェインは文化が栄える豊かな国であった。ウィステイエ歴28672年7月22日、異界より現れし者たちが来たる。我々は異界の者に敗れ、この国は滅びを辿った。闇と光の精霊、シェイド様とウィル・オ・ウィスプ様はこの国滅びし時、自らを犠牲に異界の者を天と地に封じた。石像はこの世界守護せしもの。封解けし時、この世界に再び災厄が訪れよう。ウィステイエ歴28673年7月25日”と精霊文字で記されている。
◆ミル・レシェンドル-忘れられた海の遺跡-◆
旧古代文明の人々が作った移動用の遺跡である。ルシェインの下、海上に存在している。
天空の国、ルシェインと4つの遺跡、ミウ・レイジル、チジル・ルイジス、リフル・イージス、マージス・セイジルへの出入りに必要な遺跡である。
遺跡内には中央に天空の国の石版があり、それを中心に四方に、封じられた湖の遺跡の石版、封じられた砂漠の遺跡の石版、封じられた森の遺跡の石版、封じられた洞窟の遺跡の石版がある。
旧古代文明の人々が使用していたものなため、石版は旧古代文字で書かれている。
そのため、現在は誰も読むことができない。(四精霊も含む)
また、解読不能であるため、誰もこの遺跡に来る者はいなくなったという。
各石版に血を捧げることにより、血を捧げた石版の行き先に行くことが可能である。
◆ミウ・レイジル-封じられた湖の遺跡-◆
旧古代文明の人々が湖に作った遺跡である。
この遺跡にはシェイドとウィル・オ・ウィスプが封じた、異界の従者1体が封じられている。
異界の従者は封じられてもなお、強力な魔力を放っており、この遺跡からは嫌な魔力が溢れ出ている。
また、元々は普通に入ることができたが、異界のものとの戦争の際に入口を精霊が封じたため、中に入るには忘れられた海の遺跡の石版が必要である。
◆チジル・ルイジス-封じられた砂漠の遺跡-◆
旧古代文明の人々が砂漠に作った遺跡である。
この遺跡にはシェイドとウィル・オ・ウィスプが封じた、異界の従者1体が封じられている。
異界の従者は封じられてもなお、強力な魔力を放っており、この遺跡からは嫌な魔力が溢れ出ている。
また、元々は普通に入ることができたが、異界のものとの戦争の際に入口を精霊が封じたため、中に入るには忘れられた海の遺跡の石版が必要である。
◆リフル・イージス-封じられた森の遺跡-◆
旧古代文明の人々が森に作った遺跡である。
この遺跡にはシェイドとウィル・オ・ウィスプが封じた、異界の従者1体が封じられている。
異界の従者は封じられてもなお、強力な魔力を放っており、この遺跡からは嫌な魔力が溢れ出ている。
また、元々は普通に入ることができたが、異界のものとの戦争の際に入口を精霊が封じたため、中に入るには忘れられた海の遺跡の石版が必要である。
◆マージス・セイジル-封じられた洞窟の遺跡-◆
旧古代文明の人々が洞窟に作った遺跡である。
この遺跡にはシェイドとウィル・オ・ウィスプが封じた、異界の従者1体が封じられている。
異界の従者は封じられてもなお、強力な魔力を放っており、この遺跡からは嫌な魔力が溢れ出ている。
また、元々は普通に入ることができたが、異界のものとの戦争の際に入口を精霊が封じたため、中に入るには忘れられた海の遺跡の石版が必要である。
◆他の遺跡について◆
上記、遺跡以外にも遺跡は数多く存在している。
レヴィニス、ラスニス、ククレイン、レイシスの各国は軍隊として騎士団を扱っている。
騎士団は防衛・戦闘部隊等の各部隊によって構成されている。
部隊編成は防衛・戦闘部隊が主に5人編成でなり、その中に衛生兵が1人はいるような形である。
また、門番なども防衛・戦闘部隊の部隊員である。
防衛・戦闘部隊:主に町等の防衛や町の治安維持、町の巡回など。
その他、邪精霊/セレイット、邪精魔/シーノリンの排除等を行う。
衛生兵:主に負傷者、負傷兵等の手当てをする。
護衛騎士:主に護衛をし、対象者を守る。
▼各国の騎士団
レヴィニスの騎士団:アヴィーレ・クレイズ騎士団(略称:アヴィーズ騎士団)
ラスニスの騎士団:ラナライト・レイズ騎士団(略称:ラナズ騎士団)
ククレインの騎士団:クライナ・シスーナ騎士団(略称:クラーナ騎士団)
レイシスの騎士団:アレニト・レイナイア魔道騎士団(略称:アレイア魔道騎士団)
▼各騎士団の部隊別服装
▽アヴィーズ騎士団
・衛生兵
▽ラナズ騎士団
・衛生兵
▽クラーナ騎士団
・衛生兵
▽アレイア魔道騎士団
・衛生兵
異界の者たちとの戦い、この戦争はウィステイエ歴28672年7月22日に開戦したルシェインを戦地とした無数の異界の使者と異界の主1体、その従者4体との戦争である。
旧古代文明の人々と精霊たち、そして、闇の精霊シェイドと光の精霊ウィル・オ・ウィスプは無数の異界の使者たちとの戦争の末、多大なる被害を負った。
しかし、戦争が終わりを迎えるかのように思えたこの時、新たに異界からこの戦争の主犯たる主1体とその従者4体が襲来をする。
だが、彼らの力は強大であり、ほとんどが負傷者である旧古代文明の人々と精霊たちは彼らに傷をつけることすら敵わず、死んでいった。
シェイドとウィル・オ・ウィスプはこの世界を守ることを決意し、最後の魔法、自らを犠牲とし彼らをこの地、ルシェインと地上の4つの遺跡に封じた。そして、ルシェインを目に見えぬよう魔法の膜で覆い、2人は石像となった。
また、瀕死の精霊たちも最後の力で力を合わせ、地上の4つの遺跡に入れぬよう封印を施し、この戦争を記した石碑をシェイドとウィル・オ・ウィスプの石像の前に作った。
この戦争でルシェインは滅び、異界の者たちとの戦いは開戦して1年程度で終結となった。ウィステイエ歴28673年7月25日のことである。
古代戦争、それはノーサンシウル歴2813年に開戦し、戦地を旧ヴィレスラスとレイシスとした旧ヴィレスラスとレイシスが古代に起こした戦争である。
元々、平和間にあった旧ヴィレスラスとレイシスであったが、ノーサンシウル歴2813年、資源と領土の問題で戦争を起こした。
この戦争は、旧ヴィレスラスとレイシスだけでなく、戦争に無関係のククレインをも巻き込んだ長期戦争へと発展した。
また、古代戦争は人間、エルフ、ハーフエルフ、ドワーフの全ての種族が参加していた。
さらに、両国とも魔法を使用していたため、この戦争は魔法による戦争であった。
ククレインはこの戦争間、流れ弾などが飛来するが、サラマンダーとドラゴン達が命をかけて守り抜いてくれていた。
そのため、戦争終結時には巻き込まれたククレインの被害は最小限となった。
この戦争は長期戦争だったため、ノーサンシウル歴2851年に停戦協定が成立したことがあったが、ノーサンシウル歴2855年に停戦協定は破られ戦争再開となった。
最終的にこの戦争は双方和解し、終結となった。終結は開戦から93年、ノーサンシウル歴2944年のことであった。
この戦争における被害は四精霊によって最小限に抑えられたが、被害は甚大であり、失った命は人間とエルフのみならず、精霊、植物、動物とセクシアに存在するあらゆる命が奪われた。
この戦争により、旧ヴィレスラスは地が裂け分かれてしまったため、レヴィニスとラスニスの2国を終結と同年に建国した。
その後、旧ヴィレスラスとレイシスは平和条約を締結した。
古代より皆魔力を持っていたが、人間は古代戦争後、魔法を使わなくなり魔力を失い、現在ではエルフやハーフエルフ、ドワーフと極僅かの人間が使うことができる。
また、エルフやハーフエルフ、ドワーフが魔法を使っていることに対して人間は不思議に思ったりはしない。
その理由は、魔法を使えなくなってしまったとはいえ、魔力、魔法についてある程度は知っているからである。
魔力は使えるもの以外の人間でも自分では気づかず、魔力を微量持つ者もいる。この場合、自分では使ったりはしないが、自分で気づくことができれば使用は可能である。
魔力を持つ者から魔力を分けてもらえることもあるが、魔力を持っている側の量にもより、魔力が極僅かな者が分け与えようとすると、逆に持っている側が失うリスクがある。
また、古書を読めば魔法や魔力について知ることはできる。
死の魔法とは自らの命を犠牲にし、発動する魔法である。使用者は発動後、必ず死ぬ。
また、魔石での強化等は不可である。
死の魔法には3つの魔法があり、防御魔法、回復魔法、攻撃魔法がある。
この3つの魔法は以下のことのみ可能である。
防御魔法:どんな魔法をも無へと変える。(死の魔法も含む)
回復魔法:死者を蘇らせる(死後直後のみ)または瀕死のものの傷を癒す。(1人のみ)
攻撃魔法:攻撃対象者1人を必ず死にいたらしめる。(回避不可、死の魔法での蘇り不可)
死の魔法の魔法名には、最初、中間、最後のいずれかに必ず”デス”が入る。
また、使用者により魔法名は異なる。(デス・○○、○○・デス・○○、○○・デス、の○部分(文字数関係なし))
古代魔法とは人間とエルフ、ドワーフなどが誕生後、四精霊たちが一部の者に教えた強力な魔法である。
ルエルはその一族の後裔であったため、古代魔法を使うことができる。
古代魔法は魔力消費が激しいため、一度使用すると術者は魔力の大半を消費する。
これだけの魔力を回復するには時間がかかるため、使用には注意が必要である。
古代魔法は魔石での強化等は不可である。
古代魔法使用時には、水、火、地、風の4つの紋章が体に現れる。(紋章はこちら:紋章)
また、古代魔法を覚えている者には、精霊たちが勉強や魔法を教えてくれることになっている。
これは、古代魔法を忘れさせないためである。
だが、古代戦争後以降、古代魔法を覚えているだけで四精霊たちが教えたということは語り継がれていない。
その理由は精霊たちが語り継がなかったからである。精霊たちが語り継がなかった理由は、語り継げば一族でない者も四精霊に古代魔法を教えてほしいと言いより、四精霊に危険が及ぶかもしれないと思ったからである。
最後の魔法とは、シェイドとウィル・オ・ウィスプがこの世界を守るために使った自らを犠牲にし、対象者全てを封印する魔法、あるいは失われた命全てを無かったことにし蘇らせる魔法のことである。
使用者は自らを犠牲とし、石像化する。
この魔法は精霊のみが使用することができ、その中でも使用できる精霊は限られており、シェイドやウィル・オ・ウィスプ、四精霊などの上位以上の力が必要である。
対象者全てを封印する魔法は、犠牲になった者の石像が壊れるまで、あるいは何らかの要因によって封印が解かれるまで魔法は持続する。
失われた命全てを無かったことにし蘇らせる魔法は、たとえ犠牲になった者の石像が壊れたとしても蘇った者が死ぬなどということはないが、一度蘇ったからといって二度蘇るなどということもない。
魔石とは魔力のこもった石のことである。
店にて入手可能であるが、魔石のとれる鉱山または魔石のとれる場所に行くことで入手することもできる。
魔石は魔力強化に使用したり、消費する魔力を魔石から使用するといった様々な使い道がある。
ただし、古代魔法や死の魔法には使用は不可である。
魔石には一度の使用で壊れるものと、使用後、一定時間経過で魔力回復をするものの2つがある。
白(猫)がつけている魔石は一定時間経過で魔力回復する魔石の方である。
また、魔石にも火、水、地、風といった属性がある。
魔石の魔力容量は魔石の大きさによって異なり、使用時の威力も違う。魔石が大きいほど容量が大きく、使用時の威力も高い。
魔力がないものは魔石を使用することは不可であるが、身につける分には何ら問題はない。
一度のみの使用の魔石は主に取れるため、一般流通しているが、時間経過で回復する魔石はあまり取れないため貴重であり、一般流通はあまりしていない。そのため、時間経過で回復する魔石は入手が難しい。
精霊石とは精霊が死ぬ際に落とす石のことである。
魔石とは違い、魔力のある石ではないが精霊が生きた証として死ぬ際に落とす。
結晶石とは水晶などの結晶の石のことである。
結晶石には2つ種類があり、人の手が加わったものと天然のものの2つがある。
店にて入手可能であるが、結晶石の取れる鉱山や結晶石のとれる場所に行くことで入手もできる。
主に結晶石は服の装飾や飾りなどに使用されていることが多い。
また、結晶石は値が高いものや安いものまでさまざまである。
惑星セクシアには、精霊の他に四精霊が存在する。また、過去に闇の精霊シェイドと光の精霊ウィル・オ・ウィスプが存在していた。
四精霊は火の精霊サラマンダー、水の精霊ウンディーネ、風の精霊シルフ、地の精霊ノームである。
4国にそれぞれ住んでおり、魔力の無い者には発見が難しい精霊もいる。
四精霊についてはほとんどの精霊が知っていて、聞けば話してくれる。
しかし、古代戦争後以降、四精霊の住んでいる場所については、知っていたとしても話してはくれない。たとえ、精霊と仲良くなったとしても。
精霊たちの間では、戦争を起こしたものであるから、四精霊に危険が及ぶかもしれないという考えから古代戦争後以降は教えることが禁止されているのである。
また、精霊たちは古代魔法を覚えている者には、勉強や魔法を教えることになっている。
これは、古代魔法を忘れさせないためである。
四精霊以外の精霊は動物、昆虫等の形状をしているものが多く存在しているが、四精霊のような人型のもの存在しているため、精霊の姿はさまざまである。動物、昆虫等の形状の精霊には必ずどこかにマークがある。
マークの種類:精霊の体にあるマーク
精霊の中には動物等が特定の条件を満たし、形状を変え精霊化したものもいる。
精霊は危害を加える精霊と危害を加えない精霊の二つの精霊が存在している。
危害を加える精霊:邪悪な心等を持つもの、異界の封じられた4体による影響
危害を加えない精霊:好意的な心等を持つもの
危害を加える精霊は異界の封じられた5体が放つ魔力に影響され、邪精霊/セレイット化してしまうものと、何らかの要因による邪心の増加で邪精霊/セレイットと化してしまうものである。
邪精霊/セレイット化したものは、元の原形、自我を保てず暴走してしまうため、殺すほかに手立ては存在しない。
また、邪精霊/セレイットは姿を消すことはしない。
精霊にも階級があり、トリッツ(下位クラス)・スレイル(中位クラス)・カイラス(上位クラス)がある。
階級はトリッツが一番魔力の低いもの、スレイルが中間の魔力を持つもの、カイラスが一番魔力の高いものである。階級は邪精霊/セレイットにも適応される。カイラスの邪精霊/セレイットは一番厄介であり、危険である。
また、精霊から邪精霊/セレイット化した際の階級変化はあまり起こることはない。
四精霊はセクシアが誕生してから幾年もの長い年月の時がたち、ノーサンシウル歴0年7月18日に誕生した。(誕生した際の容体は現在の容体と同じ。)
四精霊は精霊たちを治める者である。
四精霊が誕生したことにより、ノーサンシウル歴ができる。
四精霊たちはそれぞれ、旧ヴィレスラス、レイシス、ククレインに住まうことになる。住み家はそれぞれが自分で決めた。
他精霊たちとドラゴンたちは徐々に誕生していき、それから長らくして、ノーサンシウル歴1073年に人間とエルフ、ドワーフなどが誕生する。
人間とエルフ、ドワーフなどとの交流も多々あり、四精霊はその一部に古代魔法を教えた。
そして、四精霊たちは古代戦争へと巻き込まれる。
四精霊は自分の住み家を守り、人間とエルフ、ハーフエルフ、ドワーフなどセクシアに存在するあらゆる命の犠牲を最小限に抑えるため守ろうとした。
だが、古代戦争は長期戦であったため困難を強いられることとなった。終結は93年後であった。
現在、ノーサンシウル歴7951年では平和条約により戦争は無くなったため、四精霊たちにも休息と平和が戻っている。
人間が古代戦争後以降、魔法を使わなくなり魔力を失ってしまったことに寂しさを感じている四精霊もいるが、反対に古代戦争後以降、むしろ静かでいいとそう思って人間やエルフ、ドワーフなどを嫌うようになった四精霊もいる。
また、人間は古代戦争後以降、四精霊の存在を忘れ、エルフ、ドワーフなどもまた忘れてしまったという。
これは寂しさを感じている四精霊にとっては寂しいことであった。
四精霊は邪精霊/セレイットや邪精魔/シーノリンが出てしまった場合は発見次第倒している。このことは、四精霊にとっては悲しいことであるが、彼らのためを思ってのことである。
四精霊たちは封印された遺跡について、封印されていることから何も調査をすることができなかった。
しかし、封じられた遺跡からは、嫌な魔力が溢れ出ているためこの遺跡については現在も気にはかけている。
四精霊については古書を読めば載っているので、四精霊について知る術は存在しているが、場所については記載されていない。
※服装はこちら:シェイド/Shade(右)|ウィル・オ・ウィスプ/Will o' the Wisp(左)
二人の旧古代文字、精霊文字表記はこちら:名前表
ウィステイエ歴0年7月18日に誕生した精霊で、闇の精霊はシェイド、光の精霊はウィル・オ・ウィスプである。
(誕生した際の容体は石像と化した際の容体と同じ)
異界の使者たちとの戦争の末、この世界を守るために2人は自らを犠牲にし、異界の主と従者を封印する。
その際に石像と化した。
また、石像化する寸前に2人はルシェインを目に見えぬよう魔法の膜で覆った。
2人の石像はルシェインの王都、広場中央にある。
魔物とは、何らかの要因によって魔力を持った動物が変異したものや強い魔力を持った精霊や精霊が何らかの要因により変異したもの、または、異界の5体から放たれる魔力に影響を受け変異したものたちなどのことである。
好意的なものもいれば好意的なものでないものもいるため、不用意に近づくことはしないほうが良い。
異界の4体に影響を受け変異したものは好意的な魔物になることはない。
また、異界の4体から影響を受け魔物になったものがさらに影響を受けると、邪精魔/シーノリン化をする。
邪精魔/シーノリン化は他にも、魔物の邪心が何らかの要因により増加することなどでなることもある。
邪精魔/シーノリン化した魔物は魔物のときよりも遥かに力が上回っている。それに加え、自我を保っているため邪精霊よりも厄介である。
魔物にも精霊同様に階級があり、トレント(下位クラス)・カイン(中位クラス)・ノーリット(上位クラス)がある。
階級はトレントが一番魔力の低いもの、カインが中間の魔力を持つもの、ノーリットが一番魔力の高いものである。
邪精魔/シーノリンにも適応される。また、ノーリットの邪精魔/シーノリンは一番厄介であり、危険である。
魔物が邪精魔/シーノリン化した際の階級変化は
例-魔物時:トレント(その中でも最下位)⇒邪精魔/シーノリン化:トレント(その中でも最上位)
-魔物時:トレント⇒邪精魔/シーノリン化:カイン
などのような階級変化が起こる。
魔獣、聖獣とは魔物のノーリット、精霊のカイラスの中の最上位のものまたはそれ以上のものである。
彼らは滅多に姿を現すことはしない。彼らとは運が良く、気に入られれば契約を交わすことが可能である。
異界とはセクシアとは別の惑星のことである。
また、封じられている5体が死する時、彼らの惑星は滅びるとされている。
異界からの使者とは、異界からセクシアの者を滅ぼしに来たもの無数の使者たちのことである。
また、彼らはセクシアを我がものとするために、セクシアへ来たとされる。
異界の主と従者とは、異界から無数の使者をセクシアに送り、戦争を起こさせたものたちのことである。
また、主は1体、従者は4体であり、最後に現れたものたちでもある。
彼ら5体はシェイドとウィル・オ・ウィスプにより、天空の国と4つの遺跡に封じられている。
しかし、彼らは封じられてもなお強力な魔力を放ち続けているため、封じられた遺跡と天空の国から嫌な魔力が溢れ出ている。
だが、この魔力の源が彼らであることを、今を生きるものたちは知らず、精霊や魔物に影響を与えていることも気づいてはいない。四精霊も溢れ出ている嫌な魔力は感じ取っているのみである。
上記の世界観に出てくる用語の説明です。
▼人間
・古代から魔力を持ちかつては魔法を使っていた種族。寿命はエルフよりは短い。
▼エルフ
・古代から魔力を持ち魔法を使う種族。
とがった長い耳が特徴であり、寿命は人間よりも長い。
▼ハーフエルフ
・人間とエルフの間に生まれた種族。体の成長が遅く、姿と年齢が合っていない者もいる。
また、寿命は人間よりは長いが、エルフよりは短い。魔力が安定しないのが特徴である。
▼ドワーフ
・高度な鍛冶や工芸技能をもち、男女共に背丈が低いが力強く屈強な種族。
また、魔力を持ち魔法を使うこともできる。
▼ドラゴン
・古代から存在する生き物。ククレインにあるドラゴンの山に住んでいる。
姿は小さい者から大きい者までさまざま。
▼精霊、邪精霊/セレイット、四精霊、光と闇の精霊
▽精霊
・危害を加えない精霊と危害を加える精霊の二種。どの地域でもいるごく一般な精霊。
属性として水、火、地、風、光、闇等がある。
▽邪精霊/セレイット
・精霊の邪心の増加、あるいは異界の5体から放たれる魔力に影響を受け邪精霊/セレイットと化してしまった精霊。
▽四精霊
・セクシアにノーサンシウル歴0年に誕生した四精霊で、精霊たちを治める者である。
四精霊は、火の精霊:サラマンダー、水の精霊:ウンディーネ、地の精霊:ノーム、風の精霊:シルフである。
▽光と闇の精霊
・ウィステイエ歴0年に誕生した闇の精霊と光の精霊で、精霊たちを治める者である。
闇の精霊はシェイド、光の精霊はウィル・オ・ウィスプである。
世界を守るために、自らを犠牲とし石像となっている。
▼魔物、邪精魔/シーノリン
▽魔物
・動物が何らかの要因で魔力を持ち変異したものや強い魔力を持った精霊や精霊が何らかの要因によって変異したものなど。
あるいは異界の5体から放たれる魔力に影響を受け変異したもののこと。
▽邪精魔/シーノリン
・魔物の邪心の増加、あるいは異界の5体から放たれる魔力に影響を受け、邪精魔/シーノリン化した魔物。
▼魔獣、聖獣
▽魔獣・聖獣
・魔物のノーリット、精霊のカイラスの中の最上位またはそれ以上のもの。契約を交わすことも可能。
▼動物等
・セクシアには精霊、魔物、ドラゴン以外にも普通に動物等は存在している。
また、長年生きたり等特定の条件を満たすと、精霊化、魔物化したりするものもいる。
▼異界、異界からの使者、異界の主と従者
▽異界
・セクシアとは別の惑星のこと。
▽異界からの使者
・セクシアを奪うために別惑星から送られた使者たちのこと。
▽異界の主と従者
・セクシアを奪うために使者たちを送り、後に現れたものたちのことである。
また、主1体、従者4体であり、シェイドとウィル・オ・ウィスプにより封じられた。
▼遺跡
・遺跡とは、旧古代文明の人々が遺していったものとされている。
▼魔石と精霊石
▽魔石
・魔石とは魔力のこもった石のことである。
使用用途、魔法強化、魔石からの魔力消費など。
▽精霊石
・精霊石とは精霊が死ぬ際に落とす石のことである。精霊の生きた証である。
▼結晶石
・結晶石とは水晶などの結晶の石のことであり、人の手の加わったものと天然のものの2つがある。
使用用途、服の装飾や飾りなど。
セクシアの通貨は全国共通のヴィア。
セクシアの世界での文字は、シアーノ・ヴィレイス文字(略称:シヴィス文字)を使用している。一部に漢字も使用。
また、旧古代文明の人々(ウィステイエ歴)は旧古代文字を使用していた。
精霊に関しては、現在はシヴィス文字と精霊文字を使用している。旧古代文明の精霊は旧古代文字と精霊文字を使用していた。
精霊文字は精霊のみが読むことが可能であり、他のものは読むことはできない。ただし、精霊に文字を教えてもらったものは除く。
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シヴィス文字
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旧古代文字(大小同じ)
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精霊文字(大小同じ)